こんな疑問に答えていきたいと思います。
私は製造業の技術者で働きながらグロービス 経営大学院でMBAを取得しました。 卒業後の転職活動の体験を話したいと思います。
MBAを卒業したら転職先は外資銀行や外資コンサルとか高収入の企業というイメージが強いです。
しかし普通の日本企業への転職となると情報が少なくわからない人も多いんですよね。
私もMBAに通学する前に調べても情報が少なかったのでわかりませんでした。
お金と時間の代償が大きいので受験しようと決断するまでが本当に迷いますよね。
でも受験の決断ができないのはMBA卒業生たちが普通の日本企業へ転職した情報が少なく、本当に転職が実現できて年収が上がるか半信半疑だからだと思います。
この記事に書いてある私のMBA取得後の転職活動の実体験を見れば、MBAは転職に有利だと分かります。
結論を言うと年収200万アップの内定をもらいました。就職活動は負け組でしたが、転職活動では勝ち組になれました。
それではMBA卒業生の転職活動実体験を詳しくお伝えしていきますね。
MBAは転職に有利
いきなり結論ですが、MBAは転職活動に有利です。
働きながらMBAを取った努力とビジネスの基礎知識を持っている人材は重宝されるからです。
・30代の私の転職活動では、書類審査は全部通過しました。 ・10社くらい面接を受けて内定2社、面接途中辞退2社です。 ・年収は最大200万円アップしており、MBAの学費を一年で回収できます。
特に大きい企業は高印象を持ってもらいました。面接のつかみはバッチリです。
間違いなくMBAは転職活動に有利です。
転職活動で内定をもらおうとしたらMBAの学歴だけではいけません。
仕事の実績も重視されます。
しかし同じくらいの実績の応募者がいればMBAホルダーを選ぶのは間違いないでしょう。
さらにMBAホルダーは異なる業界や職種への転職がよりしやすくなります。
MBAで転職すると年収は上がる
MBAは転職に有利なだけでなく年収も上げることができます。
年収が高い業界へ転職できるようになるからです。
私は年収低めの製造業界からインフラ業界の内定をもらい年収200万アップしました。
インフラ業界の電力やガス会社って年収が高いですよね?
しかし安定のイメージは崩壊しつつあり、激動の業界でもあります。
・エネルギーの自由化で独占できなくなりシェアの奪い合っている。 ・人口減少+太陽電池や燃料電池の登場で電気ガスの需要が減っていく。 ・電気ガス以外の新事業で収益の柱を作らないと生き残れない時代。
そこで他業界から中途採用して多様な視点から新しいことをやってみようとなっています。
タイミング良く私のような製造業の技術でMBAホルダーの肩書を持った珍しい人材が現れて内定をもらえた感じです。
少し話は逸れましたが、MBAの知識と努力は認められ年収が高い異業界への転職ができるようになります。
なのでMBAで転職すると年収は上がります。
転職活動で受かった企業と落ちた企業を紹介
企業名は少しぼかしますが実際に転職活動で面接を受け、受かった理由と落ちた理由を聞いたのでお伝えします。
恥ずかしいですが、参考になれば嬉しいです。
受かった企業
〇〇ガス(年収200万アップ)
転職サイトの募集要項には「エネルギー業界の変革を迫られる時代に他業界から新事業を立ち上げる人材を募集」みたいな感じだったと思います。
一次面接では面接官がMBAホルダーで大変だった勉強を共有して、通過確定でした。
最終面接も自信を持って話せば大丈夫だとアドバイスをもらいました。
最終面接ではこれまでと違う業界、違う職種でどのように成果を出すことができるのか?をひたすら突っ込まれました。
(製造業の技術→インフラの企画の応募だったため)
技術開発をしながら、営業活動もやって、MBAで学んだ損益計算もして、関係各所とすり合わせながら、、、みたいな感じでなんでもやってきましたアピールをしました。
タイミング良く仕事で成果も出ていましたので、結び付けて話して好印象を与えたと思います。
内定がもらえた理由で教えてもらえたのが大きく3つです。
①学び→実践→成果のサイクルが通用すること ②人柄が気に入った ③入社後も努力をし続けてくれる期待が持てる
ここで勘違いしてはいけないことがあります。
それはMBAを持っているだけで内定がもらえることはないと言うことです。
MBAは仕事で成果を出す手段であり、転職に社会人になってから追加された学歴は関係ありません。
しかしこのケースではMBAがないと内定はもらえなかったと自負しています。
落ちた企業
〇〇〇自動車
募集要項は「電気自動車の部品の開発」で同じ技術職の募集でした。
結果は一次面接で落ちました。
技術的に合格だったそうですが、性格が大人しいので社風に合わないのが落ちた理由です。
自動車メーカーや自動車部品メーカーは自分の意見を通しきる強い人が多いみたいです。
給料は良いですが鬱になる方も多く、私も入社したら鬱になる予備軍と思われた気がします。
MBAに興味を持っていましたが、純粋に即戦力の技術者を採用する視点で見られていました。
転職エージェントからもらった面接のフィードバックです。
技術者採用ではMBAの価値があまりなかったと感じます。
○○中小企業投資育成
募集要項は「新規投資企業の開拓」みたいな感じでした。
転職活動するまで知らない企業だったんですが、非常に楽そうな仕事内容でした。
未上場企業の社長相手に株式投資させてもらう営業活動 投資する前に投資して良いか企業を詳しく調べるデューデリジェンス 投資して上場まで成長するために戦略をどうするかを社長と話し合う
個人的にとても気に入った仕事内容だったので、意気揚々と一次面接に臨んだのですが、衝撃の一言を言われます。
まとめ
ポイント MBAは転職に有利。 年収が高い業界に転職できる。 MBAを持っているだけでは内定はもらえない。
私はリクルートキャリアという転職エージェントに登録してアドバイスをもらって内定を獲得できました。
実績業界No.1なので転職の知見が豊富で、転職活動でわからないことの相談に乗ってもらいました。
転職をお考えの方は登録して面談してみてください。絶対に内定もらえる確率が上がります。
転職活動の流れを知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
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